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【投資信託】三菱UFJ eスマート・PayPay・SBI・マネックス・楽天の比較!銀行連携とポイント投資の違いは?

「今さら聞けない!? 証券会社徹底比較 楽天・マネックス・PayPay・SBI・auカブコム」というタイトルのアイキャッチ画像。斜めストライプの背景に、証券会社名と紙幣・コインのイラストが配置されている。 経済圏
© wordweaverpro.com, Canvaで作成
この記事は約7分で読めます。
執筆者・監修者
十河 賢

◇経歴10年以上のファイナンシャルプランナー
◇CFP保有者・宅建士(未登録)・証券外務員二種など
◇個人相談・FP講師・(元)保険募集人の経験あり

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スマートフォンの普及により、投資はより身近になっている。

しかし、各社の手数料無料化で一見すると違いが分かりにくく、証券会社選びに悩む投資家が増えている。

選ぶべきポイントは、銀行連携の利便性、ポイント投資の方法、ロボアドバイザーの特徴など、各経済圏による独自のサービスにある。

本記事では、主要経済圏と結びついた5大ネット証券(三菱UFJ eスマート、PayPay、SBI、マネックス、楽天)のサービスを徹底比較。

自分の生活スタイルに最適な証券会社の選び方を解説する。

銀行連携で広がる投資信託の始め方

スマートフォン決済の普及により、証券投資と銀行サービスの垣根が低くなってきている。

証券会社(キャンペーン広告あり)
主な連携銀行
自動入金(資金不足時・定期的)
即時入金
預金金利優遇
三菱UFJeスマート証券
auじぶん銀行・三菱UFJ銀行
両方対応
無料
通常0.11%
+0.10%
PayPay証券
PayPay銀行
可能(定期)
無料
なし
SBI証券
SBI新生銀行
住信SBIネット銀行
両方対応
無料
SBI新生銀行:通常0.2%+0.1%
住信SBIハイブリッド預金:0.11%
マネックス証券
イオン銀行
可能(定期)
無料
なし
楽天証券
楽天銀行
両方対応
無料
通常0.1%
+0.08%(300万円以下)
※即時入金は、連携銀行以外の金融機関からも広く利用可能です(マネックス証券:17行以上、SBI証券:大手都市銀行など)
※多くの証券会社で、連携銀行に限らず手数料無料でのお取引が可能です
※預金金利優遇は連携銀行でのみ適用されます
※すべての証券会社で通常の銀行振込による入金も可能です
  • auカブコム証券は2025年1月31日に三菱UFJ銀行の完全子会社となり、2025年2月1日から、auカブコム証券は「三菱UFJ eスマート証券株式会社」に社名(商号)を変更した。
  • マネックス証券は2024年1月4日からドコモグループの子会社となり、イオン銀行と金融商品仲介業務に関する提携を開始。
  • SBI証券は、SBI新生銀行や住信SBIネット銀行との関係のほか、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)との包括的な資本業務提携を強化し、個人向けデジタル金融サービスにおける重要な役割を担っている。
FP
FP

専門家からのワンポイントアドバイス
連携していない銀行からの入金でも問題なく取引できます。普段使いの銀行との連携を優先しましょう。

各社の銀行連携サービスの特徴

証券会社と銀行が連携することで、資金移動がスムーズになり、特典も受けられる。

銀行との連携には、2つの大きなメリットがある。

  1. 資金移動の簡便化: 従来は銀行から証券口座への入金に手間と時間がかかったが、連携により格段に便利になった。
  2. 特典の獲得: 預金金利の優遇など、さまざまな特典を受けられる。

入金方法は3種類

  • 自動入金(資金不足時): 証券口座の資金が不足すると、連携銀行から自動的に資金が移動する。投資タイミングを逃さないための機能。
  • 自動入金(定期的): 毎月指定日に一定額を銀行から証券口座へ自動入金。積立投資に最適。
  • 即時入金: ネットバンキングを使って手動で入金する方法。入金後すぐに取引できるため、相場を見ながら投資タイミングを決められる。

たとえば、SBI証券は、経済圏にある銀行だけでなく、多くの銀行との間でつみたて入金が可能である。具体的な連携方法は、各証券会社に確認しよう。

預金金利優遇のメリット

連携銀行の普通預金金利が上乗せされることで、投資待機資金の運用効率が高まる。

特に三菱UFJ eスマート証券SBI証券は0.1%以上の上乗せがあり、預け入れ金額が大きいほどメリットを感じられる。

一方、PayPay証券は金利優遇はないが、おいたまま買付で入金の手間を省ける。

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投資信託の積立方法を比較

投資信託の積立は、自動積立やポイント投資など、多様な方法が選べるようになっている。

証券会社自動積立サービス名決済方法ポイント投資
三菱UFJeスマート証券プレミアム積立®銀行引落
au PAYカード
Pontaポイント
PayPay証券・PayPay資産運用(アプリ内)
・つみたて投資
PayPayマネー
PayPayポイント
PayPayカード
PayPay銀行オートチャージ
PayPayポイント
SBI証券積立投信銀行引落Vポイント
Pontaポイント
マネックス証券投信つみたて銀行引落dポイント
マネックスポイント
楽天証券積立サービス銀行引落
楽天カード
楽天キャッシュ
楽天ポイント
FP
FP

専門家からのワンポイントアドバイス
定期的な積立投資をメインに据え、ポイント投資は追加の投資手段として活用しよう。

多様化する積立投資の方法

投資信託の積立は、銀行引落による従来の方法に加え、スマートフォン決済やクレジットカードなど、選択肢が広がっている。

決済方法が増えることで、給与や各種ポイントなど、さまざまな資金源から投資を始められるようになった。

特にPayPay証券は、PayPayマネーやクレジットカードなど、多彩な決済手段に対応している。

ポイント投資で始める資産運用

普段の買い物で貯まったポイントを投資に活用できることで、少額からの投資が身近になっている。

各社とも経済圏のポイントを使った投資に対応しており、SBI証券VポイントPontaポイントなど、複数のポイントプログラムに対応している。

ロボアドバイザーで始める自動運用

投資初心者でも専門家のように資産運用ができるロボアドバイザーサービスが充実している。

証券会社
サービス名
最低投資金額運用管理手数料
(税込・年率)
特徴
SBI証券
ROBOPRO
ROBOPROファンド
10万円~
100円~
最大0.715%ROBOPROファンドは
NISA成長投資枠対応
マネックス証券
マネックスアドバイザー
1万円~年率0.33%・世界水準の低コスト
・自動リバランス機能付き
楽天証券
楽ラップ
1万円~固定報酬:
最大0.715% または
基本費用:
最大0.605%+成功報酬
成功報酬:
運用益の5.50%(税込)
※三菱UFJ eスマート証券では、投資信託向けではありませんが、信用取引専用の「信用ロボアド®」サービスを提供している。
FP
FP

専門家からのワンポイントアドバイス
ロボアドバイザーはアメリカで広く普及している投資手法で、初心者でも専門家レベルの分散投資が可能です。

ロボアドバイザーの基本機能

人工知能を活用したロボアドバイザーは、投資の知識や経験がなくても、分散投資による資産運用を実現できる。

資産形成の目標や投資スタイルに応じて、最適な投資配分を提案し、市場の変化に合わせて自動的にリバランスを行う。

マネックス証券マネックスアドバイザーは、低コストで自動リバランス機能を備えている。

運用コストと投資金額の選び方

ロボアドバイザーは、最低投資金額と運用管理手数料の違いが選択の重要なポイントとなる。

SBI証券は2種類のサービスを提供しており、ROBOPROファンドなら100円から始められる。

また、楽天証券楽ラップは、固定報酬型と成功報酬型から選択できる柔軟な料金体系を採用している。

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まとめ:証券会社選びは、経済圏との相性がカギ

単なる手数料比較だけでなく、自身が普段利用している経済圏のサービスとの相性が重要なポイントである。

銀行連携の違い

  • 資金移動の利便性と預金金利優遇に大きな差
  • SBI証券は3つの銀行と連携し選択肢が豊富

ポイント投資の活用

  • 各社が経済圏のポイントサービスに対応
  • 普段の買い物で貯めたポイントを投資に活用可能

ロボアドバイザーの選び方

  • 投資初心者でも利用しやすい自動運用サービス
  • 最低投資金額は100円~10万円と幅広い選択肢
  • 運用管理手数料も各社で特徴あり

投資信託を始める際は、自分の生活スタイルに合わせて資金の入金方法、ポイントの活用方法、自動運用の必要性などを総合的に検討し、最適な証券会社を選ぼう。

Q
証券会社を複数開設することはできますか?
A

はい、可能です。経済圏ごとの特典を使い分けたり、サービスを比較検討したりする際に便利です。口座開設・維持に手数料はかかりません。

Q
銀行との連携は後から設定できますか?
A

はい、口座開設後でも設定可能です。ただし、連携のためには各銀行での口座開設と手続きが必要となります。

Q
ポイント投資の最低投資額はいくらですか?
A

証券会社によって異なりますが、100ポイント(100円)から投資できるところが多い。ただし、投資信託の商品により、最低投資額が設定されている場合があります。

執筆者・監修者
十河 賢

◇経歴10年以上のファイナンシャルプランナー
◇CFP保有者・宅建士(未登録)・証券外務員二種など
◇個人相談・FP講師・(元)保険募集人の経験あり

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